インターネットが遅い
当初NTTフレッツ光+YahooBBでインターネット接続していました。
自宅にサーバを設置するために固定グローバルIPアドレスが必要になり、プロバイダーをInterlinkに変更しました。
YahooBBのときもInterlinkにしてからも、夜になるとインターネットの速度が遅くなっていました。
それでも数Mbpsの速度でしたので、大半のアクセスは大きな問題はありませんでした。
最近になってAppleのAppStoreにからむアクセス(MacOSのバージョンアップ、Xcodeのアップデート、iPadのOSアップデート)が非常に遅く、アップデートが完了しない状態になったことをきっかけに、IPoE(DS-Lite)を追加導入することにしました。
PPPoE、IPoEの概要
DS-lite導入の流れ
DS-Liteルータ準備
InterlinkのWebサイトにあるDS-Lite対応ルータのページで対応機種を確認します。
今回はBuffaloのWXR-2533DHP2を購入しました。
プロバイダへの申し込み
DS-Liteを使用するために、InterlinkのZOOT NATIVEに申し込みました。
すでに契約しているZOOT NEXTは固定グローバルIP用に継続使用します。
申し込みが完了するとすぐに完了メールが送られてきます。
それから30分ほどでサービス登録完了のメールが送られてきました。
次はルータの設定です。
DS-liteルータの設定
ルータの設定はとても簡単です。
まずはルータを設置し、電源を入れます。
説明書を見ながらパソコン(スマホ、タブレットでも可)をルータに接続します。
インターリンクからのメールに書いてる通り、パソコンのブラウザでhttp://192.168.11.1/(既定のルータのアドレス)に接続し、下記のように設定します。
MTU値が既定では1500バイトになっていますが、フレッツ光ネクストを使う場合、1454バイトが望ましいようです。
以下のサイトを参考にしました。
http://ch.nicovideo.jp/tyautyau007/blomaga/ar1250575
接続確認、速度テスト
まずIPv4で接続できているかどうかは、ブラウザでYahooなどにアクセスすることで確認できます。
IPv6については、http://ipv6-test.com/で確認できます。
速度は、40Mbps~120Mbpsでした。
インターネットの情報では300Mbps以上の報告もありますから少々不満ですが、PPPoEの数Mbpsと比べると大幅に改善しました。
今後の課題
DS-Liteは従来どおりIPv4通信ができるのですが、固定グローバルIPアドレスがもらえません。
したがって、サーバ公開や外部からのNASへのアクセス、パソコン(Windows)へのリモートデスクトップができません。
インターリンクのZOOT NEXTも併用していますので、公開用サーバはそちらのネットワークに置きます。
パソコンは速度の恩恵を受けるためZOOT NATIVE(DS-Lite)側のネットワークに置く必要がありますし、それにつられてNASも同じネットワークに置く必要があります。
何らかの形でZOOT NEXT側のネットワークと接続する方法を考えたいと思います。
参考サイト
- NGN IPoE協議会のIPoEについて
- https://xn--54qx9kpt2b.tokyo/internetaccess/about_NGN.html
- http://www.geekpage.jp/blog/?id=2013/1/11/1
- http://ascii.jp/elem/000/000/647/647620/
- http://techlog.iij.ad.jp/archives/1879
- https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1131132.html
- https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20071017/284698/