【地図ノート】Google Earth Proで地球にイメージオーバーレイを貼り付けてみましょう

Googleearthのイメージオーバーレイを説明する画像 旅行

GoogleEarthで遊ぶのはほんとに楽しいですね。

今回はGoogleEarthの地球上に画像をオーバーレイで貼り付けてみます。

なおオーバーレイで画像を表示できるのはPC版GoogleEarthProスマホ版GoogleEarthだけのようです。
WEB版GoogleEarthでは表示できません。

スポンサーリンク

オーバーレイ貼り付けの手順

ただ単に地球上に写真を貼り付けても芸がありませんので、写真を国の形に切り抜いて貼り付けてみます。

今回行った手順は次のとおりです。

  1. GoogleEarthProで国のポリゴンを作成し、それをKMLファイルで出力します。
  2. 次にそのKMLファイルをQGISに読み込み、ポリゴンの形の画像ファイル(png)を出力します。
  3. ポリゴンの画像ファイル(png)をPhotoshopで読み込み、オーバーレイしたい写真と重ね合わせて加工し、再度画像ファイル(png)で出力します。
  4. Photoshopから出力された画像ファイル(png)をサーバーに置きます。
  5. GoogleEarthProでオーバーレイを作成し、サーバーに設置された画像ファイル(png)と紐づけします。
イメージオーバーレイの手順を表したアニメーション

手順は少し煩雑ですが、楽しんでみたいと思います。

ポリゴンをKMLファイルに出力

イメージの型抜きに使うポリゴンを作成し、kmlファイルに出力します。
今回は中国の国の形の画像を作ります。

GoogleEarthのポリゴンをkmlファイルに出力することを説明する画像

QGISでの編集

先に出力されたkmlファイルをQGISに取り込みます。

エクスプローラーからQGISkmlファイルをドラッグするのが簡単です。

kmlをQGISに取り込む説明画像

QGISで様々な編集ができますが、ここでは単に画像ファイル(png)を出力します。

QGISから画像ファイルを出力することを説明する画像

Photoshopで画像を編集

QGISから白地図状態の画像を得ることができました。
これに任意の写真を重ねて型抜きします。

Photoshopで画像編集することを説明する画像

型抜きした画像をGoogleEarthにオーバーレイする

型抜き画像をGoogleEarthでオーバーレイ表示させます。

単に表示させるのであれば画像をパソコンの中においてGoogleEarthでオーバーレイ表示させます。
今回は画像をWEBサーバ上に置いてみました。

GoogleEarthで画像をオーバーレイすることを説明する画像

応用例

イメージオーバーレイを使った例として、各国の国旗をGoogleEarth上に表示させてみました。

GoogleEarthでオーバーレイを使用することを説明した画像

まとめ

いかがでしたか?

私は今まで単にGoogleEarthの地球を回したり、いろんな場所を訪れたりして遊んでいましたが、イメージのオーバーレイを使うことでプレゼンテーション資料を作ることもできそうだと思いました。

国の形で画像を切り抜くためにPhotoshopを使ったところが少々一般向けとはいえませんが、皆さんのお役に立てれば幸いです。

関連記事

参考サイト

国旗の一覧 – Wikipedia

外務省

コメント

タイトルとURLをコピーしました