GoogleEarthで遊ぶと楽しいですね。
世界遺産や有名観光地などを訪れ、バーチャルな世界旅行を楽しむことができます。
使い方次第では地理や歴史の学習にも役立ちます。
今回はGoogleEarthと地理情報システムのQGISというソフトウェアを使って世界地図を作ってみました。
白地図
まずはシンプルな白地図です。
国別色分け
国ごとに色分けしてみました。
色分けは四色定理にもとづき、4つの色を使いました。
個々の色には〇〇主義とか、□□教といった特別な意味は全くありません。
単に隣り合う国が同じ色にならないようにしただけです。
地図作成にあたって
白地図を作成するには他にも方法があります。
地理情報システムのQGISというソフトウェアにNatural Earthなどのサイトにある地理情報ファイル(shpファイル)を読み込み、画像ファイルとしてエクスポートすればできます。
今回私はGoogleEarthで国境をトレースして国ごとのポリゴンを作成し、それをkmlファイルで出力してQGISに取り込み、そこから白地図の画像ファイルを作りました。
GoogleEarthで国境をトレースするのは手間がかかり大変ですが、国境紛争などで国境があいまいな地域があり、それを一つ一つ調べる必要がありますので個人的には大変勉強になりました。
国境問題で一番複雑だと感じたのはインド、パキスタン、中国の三者が領有権を争っているカシミール地方でした。
また中国は国境を接する国が多く、最も多くの国境問題を抱えているのが印象的でした。
世界にはそのほかにもたくさんの国境問題があり、それは単に地理的な問題ではなく、歴史的、宗教的、民族的な原因が複雑にからみあっていることが問題解決を困難にしているようです。
国境の線引きについて
上記の世界地図は1枚で世界全体を表していますので、国境の細かいところは認識できませんが、それでも作成過程では国境を定める必要がありました。
国境の策定については当サイトの独断で行いました。
国境については様々な考え方があると思いますが、あしからずご了承ください。
GoogleMapでの扱いおよび実行支配
2国間で領土を争っている場合、当然それぞれの国の主張する国境が異なります。
今回の国境決定については原則としてGoogleMapでどちらの国として扱っているかを調べ、ウィキペディアなどの情報も参考にし、実効支配している国の主張する国境線を優先しました。
日本の北方領土、竹島、尖閣諸島については実効支配の有無に関わらず日本の領土として扱いました。(私が日本人ですので…)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ただ私が世界の白地図を作りたかっただけですが、みなさんのお役に立てれば幸いです。
今後もひきつづきGoogleEarthを利用して地理や歴史、政治や宗教などの学習を続けたいと思います。
コメント