電池にはいろいろな種類があります。
今回は昔ながらのマンガン乾電池についてまとめてみました。
マンガン乾電池には、電解質の違いにより2つに分けられるそうです。
- 塩化亜鉛型
- 塩化アンモニウム型
どちらのタイプが多いのかはわかりません。
今回は塩化アンモニウム型のマンガン乾電池についてまとめてみます。
鉛電池(自動車のバッテリー)の時と同様にアニメーションをつけています。
化学反応の式
塩化アンモニウム型のマンガン乾電池の化学式はつぎのとおりです。
2MnO2 + 2NH4Cl + Zn → 2MnOOH + Zn(NH3)2Cl2
鉛電池(自動車のバッテリー)と違って、なかなか複雑ですね。
- MnO2(酸化マンガン)
- NH4Cl(塩化アンモニウム)
- Zn(亜鉛)
- MnOOH(酸化水酸化マンガン)
- Zn(NH3)2Cl2(?読み方がわかりません)
乾電池内の化学反応
亜鉛(Zn)が電子を放出して電解質に溶け出します。
陰極(マイナス)から陽極(プラス)に移動した電子は塩化アンモニウムが受け取り、水素(H)を1つ放出します。
放出された水素は二酸化マンガンの酸素原子1つと結びつき、酸化水酸化マンガン(MnOOH)になります。
図ではこのセットが2つあります。
電解質に溶け出した亜鉛(Zn)と、塩化アンモニウムの中にあったアンモニウム(NH3)2つと塩素(CL)2つと結びつき、Zn(NH3)2Cl2(この式の読み方がわかりません)になります。
乾電池放電のイメージ
まとめ
いかがでしたか?
マンガン乾電池の放電のイメージをつかんでいただけましたか?
マンガン乾電池の電圧はは1つで約1.5Vです。
化学の専門知識がありませんので、厳密に言えば多少間違っているところがあるかもしれませんが、あくまでイメージですのでご容赦ください。
参考サイト
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