今回は歴史を感じる奈良・斑鳩の里をレポートします。
斑鳩は東大寺や春日大社などがある奈良市からは少し離れたところにあります。
斑鳩といえば法隆寺。
法隆寺は7世紀のはじめ頃に聖徳太子によって創建されたそうです。
歴史ある法隆寺は、1993年に姫路城とともに日本で初めて世界遺産に登録されました。
マップ
上記地図の転載はお断りします。
スポット
1.法隆寺
冒頭にも書きましたように、法隆寺はユネスコの世界遺産に登録されています。
国道25号線から松並木を抜けると、法隆寺の玄関とも言える南大門があります。
南大門前は少し広いスペースがあり、観光客はここで集合写真を撮ったりしています。
一礼をして南大門をくぐると前方に五重の塔が見えます。五重の塔に向かって進むと手水舎がありますので、参拝前のお清めをします。
さらに進むと中門があり、拝観料を払うと中にある五重塔をはじめ、廻廊、金堂、大講堂、上御堂などを見ることができます。
その他にも、西円堂、三経院、東室、御朱印、大宝蔵院など、興味深い建物がたくさんあります。
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2.夢殿、中宮寺
法隆寺の東大門を抜けて東へ進むと、法隆寺夢殿(東院伽藍)と中宮寺があります。
夢殿
夢殿は聖徳太子を供養するために建てられたそうです。
お堂は8角形になっています。
8角形の建造物は世界にもいくつかあるそうです。
この形に何か特別な意味があるのでしょうか。
中宮寺
中宮寺は、聖徳太子のお母さんのために建てられたということです。
中宮寺は法隆寺夢殿に隣接しています。
もともと中宮寺と法隆寺とは宗派が違っていたそうですが、今は法隆寺を総本山とする聖徳宗に合流しているそうです。
なお、拝観料は法隆寺とは別になっています。
3.法輪寺
法輪寺は、法隆寺の北の方の少し離れたところにあります。
1.5kmほど離れていますので、法隆寺から歩くと20分ほどかかります。
聖徳太子の子どもが父の病気が治ることを願って建てたそうです。
4.法起寺
法起寺は、聖徳太子の子どもが父の遺言により建てたそうです。
法輪寺から東の方に800mほど離れた場所、歩いて10分ほどのところにあります。
法隆寺からだと歩いて30分近くかかるでしょうか。
5.法隆寺iセンター
法隆寺iセンターは、法隆寺をはじめとする斑鳩の里にある歴史的スポットの紹介や案内をしている観光センターです。
斑鳩の里を巡る前に立ち寄って情報収集をするのもオススメです。
6.藤ノ木古墳
最初の発掘調査では、日本最古の未盗掘古墳だと言われていました。
7.夕日撮影スポット
法隆寺と夕日のコラボレーションを撮影できるスポットがあります。
私は撮影したことはありませんが、冬の夕方多くのカメラマンが集まっています。
冬でなくても、写真マニアでなくても、ここの日没頃の風景は情緒を味わうことができます。
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法隆寺へのアクセス
法隆寺駅
JR西日本の法隆寺駅から法隆寺までは、1.6kmで歩いて約20分です。
また法隆寺駅南口から奈良交通バス(72系統 法隆寺参道行き)で行くこともできます。
王寺駅
法隆寺駅の隣の駅、王寺駅北口からも奈良交通バス(62、63、92系統)があります。
法隆寺駅のバスよりも本数が多いので、公共機関を使う場合は王寺駅からバスに乗るのが便利です。
JR王寺駅の中央改札を出て左へ進むと法隆寺方面へのバス乗り場があります。
JRのほか、近鉄線の王寺駅もあります。
王寺駅へは、大阪からJRの大和路線快速で約35分、天王寺から22分です。
法隆寺駅まではさらに4分かかります。
王寺駅で大和路線と和歌山線が分岐しますので、列車の行き先に注意してください。
マイカー
法隆寺周辺には斑鳩町営の駐車場(iセンターの隣)と、民間駐車場が数カ所あります。
レンタサイクル
法隆寺、法輪寺、法起寺などはそれぞれ少し離れていますので、レンタサイクルを利用すると効率よく巡ることができます。
参考になるサイト
その他おすすめサイト
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