【初心者ノート】FXで稼ぐための道のり(Nol.3) -用語も整理しておきましょう-

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なにか新しいことを始めようとするとその分野の難しい専門用語に悩まされます。
FXも同様ですので、基本的な専門用語をしっかりおさえて置きたいですね。

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通貨ペア

Vol.2で述べたとおり、FXでは買った通貨はいつか売らなければいけませんし、反対に売った通貨はいつか買い戻さなければいけません。

日本円でアメリカドルを買ったら必ずそのアメリカドルで日本円を買い戻さなければならない(ドルを売る)のです。
日本円で買ったアメリカドルでユーロを買うなんてことはできないのです。

この買い→売り、または売り→買いを行う通貨のセットのことを通貨ペアと呼んでいるのですね。

通貨ペアのイメージ

アメリカドルと日本円の場合、USD/JPYというように表現され、左側にあるUSDアメリカドルを指し、右側にあるJPY日本円を表します。
ユーロ日本円の場合はEUR/JPYユーロアメリカドルの場合はEUR/USDと表現されます。

ちなみに通貨ペアの表現で左側にあるものを主軸通貨右側にあるのを決済通貨というそうです。
USD/JPYならアメリカドル主軸通貨日本円決済通貨というわけですね。

売りと買い

私が初めに少し悩んだのが買いという言葉と売りという言葉です。
ドルを買うってことは円を売るってことでもあるよね?」

FXを取引する際には「円を売ってドルを買う」といった表現は一般ではありません。
単に主軸通貨を買うのか売るのかを表現するのです。
ドルを買うとかドルを売る、ですね。

リンゴを買うときに「円を売ってリンゴを買う」とは言いませんものね。

主軸通貨の順位

FXではUSD/JPYEUR/USDのように通貨ペアが表現されます。
でもJPY/USDUSD/EURのようには表されません。
通貨ペアのどちらの通貨を左側(主軸通貨)にするのかは概ね順序が決まっています。

主要な通貨では、
EUR(ユーロ) → GBP(イギリス・ポンド) → AUD(オーストラリア・ドル) → NZD(ニュージーランド・ドル) USD(アメリカ・ドル) → CAD(カナダ・ドル) → CHF(スイス・フラン) → JPY(日本・円)
となっています。

FXの通貨ペアの順位

為替差損益

外国の通貨を買ったり売ったりすると、その時々のレートによって利益が出たり損失が出たりします。

利益を為替差益、損失を為替差損と呼んでいます。

たとえばUSD(アメリカ・ドル)/JPY(日本円)の通貨ペアで、まず1ドル140円のときに1000ドル買い(14万円)、1ドル141円のときに売る(14万1千円)とその差は1000円です。
これが為替差益ですね。

売るときに1ドル139円だったとする(13万9千円)とその差は-1000です。
これが為替差損です。

円高・円安

ニュースなどで「今月だけで1ドルが135円から140円になり、一気に円安ドル高がすすみました」とか言ってますよね。

ん?
数字が大きくなっているので素人の感覚的に円高になった気がするのは私だけでしょうか?

こんなときはドルアンパンに置き換えて考えてみます。
135円アンパン140円になると「パンが高くなったよね」と言いますね。
つまり「アンパン高」なのです。もう少し付け加えると「円安アンパン高」なんですね。
値段が上がったのは主軸のアンパンであって、決済通貨である円ではないのです。

まとめ

今回は通貨ペア為替差損益を学びました。

外国為替は通貨と通貨の交換ですので、売り買いの言葉が混乱しそうですが、主軸通貨(通貨ペアの左側)を売るのか買うのかというところに注目すればわかりやすいですね。

もうひとつ混乱しやすいのが円高とか円安という表現です。
主軸通貨アンパンリンゴなどの品物に置き換えて考えると理解しやすいです。

参考書籍

参考サイト

OANDA証券株式会社 通貨ペアの並び順が決まった背景とは?ルールや理由について解説

ハイローオーストラリア徹底解説 通貨ペアとは

内部リンク

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