前回までで、投資に臨む自分なりのルールを決めました。
もう取引を始めたくてうずうずしてきました。
でもまだだめです。
バス運転手時代に学びました。
「焦りは事故のもと」
安全運転でいきましょう。
チャート
FXでも株式でも投資判断にはチャートが欠かせません。
でも初心者にはギザギザの線を見ても、この後価格が上がるのか下がるのかさっぱり見当がつきません。
数年前にFX取引をしていたころは、勝手に「よし底値だから買いだ!」とか根拠のない判断をして痛い目にあいました。
今回は判断の根拠をしっかり学んでいきたいと思います。
ローソク足
ローソク足チャートは日本で最も使われているチャートです。
一定の期間について、その期間が始まった時の値段、終わった時の値段、期間中の最も高い値段、最も低い値段が1つのローソクで表されています。
このローソクの形でその期間の指向性がわかります。
他にもバーチャート、ラインチャートなどがあります。
私はローソク足チャートに慣れていますのでこれを使います。
移動平均線
移動平均線はFXや株で市場の動向を見るのに最も基本的な指標です。
例えば上のチャートは1時間毎のローソク足に移動平均線(20時間分)を重ねて表示したものです。
ある時点の移動平均はそこから遡った20時間(20個のローソク)の終値を平均して算出します。
その移動平均をグラフに表したものが移動平均線です。
1時間足チャートなら20時間分、日足チャートなら20日分の平均を使います。
必ず20個というわけではなく、50個平均したり100個平均したりということもできます。
評価したいのが短期なのか長期なのかということで使う移動平均線の期間の長さを変えるようですね。
私が読んでいる教科書では移動平均線20を推奨していますので、移動平均線20を使うことにします。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均を中心にプラス方向とマイナス方向に標準偏差の線を加えたものです。
標準偏差については別の記事「【初心者ノート】今になって偏差値というものを整理してみました(計算式は後回し)」を参照してください。
ボリンジャーバンドは標準偏差の1倍(1σ)、2倍(2σ)のいずれかを分析に使うことができますが、標準偏差の2倍線を使うのが一般的なようです。
統計学の世界では、標準偏差の2倍線(2σ)の範囲に収まる確率が約95%だということですので、私も2σの線を使うことにします。
まとめ
指標はほかにもたくさんあるようですが、初心者は最低限移動平均線とボリンジャーバンドを使えばよさそうです。
次回はチャートや指標を使ってエントリーポイントを判断する方法を学びたいと思います。
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